最高の絶頂として知られるドライオーガズム。
しかし、なかなか絶頂を感じられないという方も多いと思います。
「これってドライなの?」
「気持ちはいいけど絶頂ができない」
「ドライがどういう快感か分からない」

この快感ってドライであってるのかな?
今回の記事では、ドライオナニーをしている人に生まれがちな「これってドライ?」と思ってしまう現象について解説します。
〇結論
・それはドライオーガズムで合ってます
・ドライという新たな認識カテゴリを作ることが必要

僕自身は間違った方法でオナニーを続け、ドライ達成に5年もかかってしまいました(ちゃんとした方法にしてからは3か月もかかりませんでした)。
だからこそ、色々な経験の中で何が有益で、何がムダだったのか、よく理解しています。
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「ドライじゃない」をドライにしよう
「これってドライ?」はドライで合ってます
ドライオナニーをしている人の悩みや体験談を見ていると、自分が感じた快感がドライなのかそうじゃないのか、という問題で悩んでいらっしゃる方がけっこういます。
結論から言いますが、大抵の場合、それはドライで合ってます。
もちろん他人の快感を追体験することはできないので、「あぁ、これはドライですよ」とか「これは違いますね」なんて厳密に言うことはできません。
しかし、ドライオーガズムの性質上、「ドライじゃね?」と感じられる程度に快感があるならそれは多くの場合ドライなのです。
詳しく説明しましょう。
ドライオーガズムと射精の関係性について
まず大前提の話ですが、ドライオーガズムと射精は違います。
簡単な話のようで、意外とここで認識違いを起こしている方が多くいます。
ドライオーガズムとは射精を伴わない絶頂のことをいいますが、
〔射精-精液の発射=ドライ〕
という計算式は間違いです。
もちろんドライオーガズムを単純に定義するなら間違いではないのですが、みなさんが感じたい快楽は精液の発射を伴わないだけの射精と同じ絶頂ではないですよね?
ではなにを感じたいのでしょうか。
そう、射精を超える快楽です。
つまり、みなさんが感じたいのは「射精とは別の絶頂」なのです。
まずこれを頭に入れておきましょう。
ドライオーガズムと射精の違い
ではドライと射精は具体的になにが違うのでしょうか。
両者には様々な違いがありますが、最も大きな違いとしては、ドライには絶頂の明確な境界線がないということでしょう。
射精は精液が出ることもさることながら、明確な絶頂感があることにより絶頂の判断がつきやすいことは経験から分かると思います。
一方でドライはどうかというと、なだらかな快感の坂を上っていく感じです。
射精のような明確な頂点は認識しづらいのです。
「気づいたら絶頂でした」というと分かりやすいかもしれません。
これはドライがどういうものか知っているからこそ分かる感覚です。
経験が浅くて分からないのはごく当たり前のことです。
「ドライじゃない」をドライにすることから始めよう
以上で述べたように、ドライとは射精と違って絶頂感を認識しづらいものです。
「ドライかも?」と思えるほどの快感に達しているのにドライだと感じられないのもうなずけますよね。
この「快感の坂のぼり」のコツは、自分が気持ちいいと思ったところに旗を立てることです。
あなたが「ドライかも?」と感じたところを、「ドライ」として認識のマークをしておきましょう。
「軽くイってるな」と思うのでも構いません。
大切なのはドライは射精ではないことをはっきりと分かった上で、ドライという新しい認識カテゴリを作れるように仕組んでいくことです。
このことについて、次節で詳しくみていきましょう。
※確かに明らかに快感と認識できるほど強烈なドライを経験することもありますが、それはドライの一種であって全てではありません。
「これってドライ?はドライじゃない」という言説に惑わされないようにしましょう。
ドライという認識カテゴリを作る
それは射精用の意識です
突然ですが、みなさんは自身ひとりでいくつもの意識を持っていることにお気づきですか?
人格という言い方をした方が分かりやすいかもしれません。
家族の前での自分、先輩の前での自分、1人の時の自分・・・
数えればキリがないでしょう。
これらと同じように、みなさんは「オナニーをしているときの自分」を持っているのです。
思い出してみてください。
おそらくこの「自分」は、おちんちんの快感に集中して、とにかく射精を目指していることでしょう。
さて、勘の良い方はもう気づいたかもしれません。
その「自分」は、「オナニーをしている自分」ではなく「射精を目指している自分」なのです。
ドライを目指す上での間違いは、これを混同してプレイしていることにあります。
言い換えれば、「射精を目指している自分」でドライを目指してしまっているのです。
おかしな話ですよね。
しかしこれは当たり前のことです。
これまでオナニーとは射精を目指す行為だったのですから。
ドライ用の意識を新しく作る
ここまでこればもうお分かりでしょう。
ドライオーガズムという新しいオナニーを導入する以上、新しい意識(=自分)を作り上げる必要があるのです。
これまでのおちんちんオナニーはとにかく快感に集中して射精を目指せばよかったのです。
が、この意識をドライオナニーに流用してはいけません。
何度でも言いましょう。皆さんが目指すドライオーガズムは射精ではありません。
あなたは、これまでの先入観や経験に頼らずに、全く新しい意識でドライオーガズムという現象と向き合わなければなりません。
これが「ドライという認識カテゴリを作る」ということの意味です。
「ドライかも?」と思ったなら、その経験を射精に照らし合わせることなく、ドライオナニーというカテゴリに入れてあげましょう。
それが「ドライじゃない」をドライにする第一歩なのです。
まとめ
今回は「これってドライ?」と思ってしまう現象について紹介しました。
若干小難しいような話になってしまいましたが、要点は以下の通りです。
・「これってドライ?」はドライで合ってます
・ドライという新たな認識カテゴリを作ることが必要
ドライオーガズムに対する認識を変えて、新たな世界へ足を踏み入れましょう!
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