「ドライオーガズムをやってみたいんだけど、どうやればいいか分からない」
そんなことってありますよね。

ドライオーガズムをやってみたいんだけど、どんなプレイをすればいいの?
ドライオーガズムを達成するには、どのような工程が必要なのでしょうか。
それを全5回に渡ってお話していきます。
今回はいよいよ第3回の実践編です。
本シリーズでは、ドライのためのオナニーの過程を
の全5回に渡ってお話しています。
この一連の記事はドライ未達成の方がどのような過程を経て達成していくか、というお話になります。
あくまでも簡単に過程を記したものになりますので、各アクションの細かい情報(どうやっておもちゃを動かすか等)については他の記事をご参照ください。
また、これは僕の経験やリサーチを基に一般化したものであって、必ずしも全員に当てはまるわけではないということに留意してください。実際に、様々なドライの経験談を見ていても十人十色のようです。

僕自身は間違った方法でオナニーを続け、ドライ達成に5年もかかってしまいました(ちゃんとした方法にしてからは3か月もかかりませんでした)。
だからこそ、色々な経験の中で何が有益で、何がムダだったのか、よく理解しています。
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ドライのためのオナニーをやってみよう・その1:挿入までの準備
※実際のプレイに入る前の前提準備、セッティングについては第2回の準備編でお話しているのでそちらをご覧ください。
この項目ではおもちゃ(ここではエネマグラ類を想定しています)を挿入するまでの準備の話をします。流れとしては以下のような感じですね。
1.道具の準備をする
2.身体の準備をする
3.お尻をほぐす
4.おもちゃを挿入する
1.道具の準備をする
まずはプレイに使う道具の準備です。準備するものは第2回で触れたとおりです。あらかじめ全部出しておくと、あたふたしなくて済むのでいいですよ。
おもちゃは身体の中に挿入することになるので、安全のためにプレイ前に消毒しておきましょう。基本的には一般的な消毒液で大丈夫です。
また、おもちゃとローションは温めておくとよいです。
そのまま入れると結構ヒンヤリしてお尻がキュンとなってしまい、プレイに必要なリラックスの妨げになってしまいます。
人肌くらいのぬるま湯に浸しておくとよいでしょう。
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2.身体の準備をする
続いては身体の準備です。
具体的には、温めと浣腸です。
プレイ前にはお風呂に入りましょう。
これは必須ではありませんが、お風呂に入ることでリフレッシュした身体、精神でプレイに臨むことができます。
これはプレイ中に必要なリラックス、集中力の向上にもつながります。
次に浣腸です。
自分に合った浣腸の方法を選んで直腸内を綺麗にしておきましょう。
浣腸にはおもちゃを動きやすくするという必須の効果と、茶色いものがつかないための心理的な付属の効果があります。
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3.お尻をほぐす
浣腸ができたら、お尻をほぐしていく作業に入ります。
あらかじめ言っておくと、この「ほぐし」の作業、めちゃくちゃ重要です。
ほぐしは、おもちゃを挿入しやすくするためと、おもちゃが動きやすくするために行われます。
この後者の作用が特に重要です。
「おもちゃが入ればOK!」とタカをくくると、ドライから遠のいてしまいます。
やり方としては、簡単に説明すると肛門(外)→肛門(内)→お尻の中といった順番でマッサージを行っていきます。
お尻はデリケートなので、ケガ防止のためにゴム手袋や指サック+ローションをつけてほぐしていきましょう。
お尻の中までトロットロ♡になったら完成です。
↓詳しいほぐし作業の話はこちら
4.おもちゃを挿入する
ここまできたら、いよいよ挿入です。
温めておいたおもちゃにローションをしっかりとつけ、ゆっくりと入れていきましょう。
このとき、初めてだったりほぐしが足りていなかったりするとお尻の抵抗を受けます。
そんなときは無理をせずに、ほぐしなおしたり、ちょっと入れては出してを繰り返してみましょう。
入るときは拍子抜けするほどすんなり入りますよ。
ドライのためのオナニーをやってみよう・その2:いざプレイ!
さあ待ちに待ったプレイです!おもちゃを手でガンガン動かして快感を…
といきたいところでしょうが、ちょっと待ってください。
まず重要なことですが、エロ漫画じゃないのでガンガン動かしても気持ちよくはなりません。
普通のセックスをするときも、ガンガン動かされても女の子は気持ちよくないって話を聞いたことはありませんか?それと同じです。
あと、ここで想定しているエネマグラ類は手を使わずとも動くように設計されています(※アネロスのような、ちゃんとした品質のものに限ります)。
また、いきなり動かそうとしてもおもちゃは動きません。
いくらほぐしたとはいっても、お尻はまだおもちゃが挿入されている状況になれていないからですね。
リラックスタイムをとる
そこで、おもちゃを馴染ませるためにリラックスタイムをとりましょう。
姿勢は自分にあったものでいいですが、基本的には布団やベッドの上で寝転びます。
そして全身の力を抜き、15~20分程待ちましょう(時間については馴染めばOKなので個人差があります)。
快感を感じる
おもちゃの馴染ませタイムが終わったら、いよいよ快感を得る作業に入ります。
が、実はどのように快感を得ていくべきかは諸説ありますので、ここでは一番オーソドックスと思われる方法を記述していきます。
まずリラックスのできる寝転がった状態で、ゆっくりと深呼吸をしていきます。
初心者には気づきにくいかもしれませんが、深呼吸するだけでもおもちゃは少しだけ動いていて、お尻の中の刺激を始めています(※何度も恐縮ですが、ちゃんとそのように設計されている機種に限ります)。
うまくいっていると、前立腺のあたり(おちんちんの付け根あたり)にフワッとした快感が生まれてきます。
おもちゃを動かす
ここまできたら、おもちゃを実際に動かしてみましょう。
動かす筋肉はPC筋と言われる、普段はほとんど意識しないような筋肉なので、はじめはお尻を締める程度の意識でも大丈夫です。
準備も含めたプレイ全体に余裕が出てきたらPC筋を動かす練習もしていきましょう。
さっきまでしていた深呼吸に合わせて、お尻を締めたり緩めたりします。
息を吐くときに締めるのか、吸うときに締めるのかは自分がちょっとでも気持ちいいと思える方で大丈夫です。
このときの注意は、お尻を締めすぎないことです。
先ほども述べたように、強く刺激すれば強い快感が得られるというのは間違いです。
むしろケガの原因にもなるので絶対にやめましょう。
ではどのくらい締めればいいのかというと、快感を感じたあたりでストップしてOKです。
割合にすれば6~7割くらいの入力具合でしょうか。
この作業を繰り返していると、だんだんと快感が蓄積していきます。
このとき、気持ちよさに思わず全身に力が入ってしまうかもしれませんが、基本的にはリラックスを心がけましょう。
身体が快感に支配されてもう無理!って感じならあえて意識しなくても大丈夫です。
そして絶頂へ
さて、このようにして快感を溜めていくと、やがてコップから水が溢れ出すようにドバーッと気持ちよさが流出します。
ドライオーガズム達成です。
このときの快感は射精で得られるものとはまた別方向なのではじめは感じにくいかもしれません。
でもこれを快感と認識できたら、それはもうすんごいことになりますよ。
あとはもう快楽に身を預けてしまいましょう。
この絶頂は何度もやってくるので、特に操作しなくても勝手に自動絶頂マシンと化します笑。
と、ここまでドライオーガズムのための方法を簡単に記してきました。
しかし残念ながら、はじめからこんなにうまくはいきません。
なんならはじめの内はこれで快感を得ることすら難しいかもしれません。
初めてで気持ちよかったという方は、めっちゃ才能があると言えるでしょう。
感じられなかった方も大丈夫。
続けていればちゃんと感じられるようになりますよ。
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最後に
今回の記事ではドライオーガズムの実践について、簡単にお話をしました。
しかし既に述べた通り、はじめからドライに達することは難しいと思います。
ドライには開発も必要ですし、自分にあったイき方を身につけることも必要です(これは第5回の試行錯誤編で説明します)。
大事なことは、長期的な視点で継続していくことです。
継続は将来に渡って快楽を得るための自己投資です。
以上です。
次回は意外とおろそかにしがちな④片付け編です。